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マイクロスコープ

歯髄保存

歯の中には歯髄という組織があります

これを一般的に「神経」と呼んでいます

痛みを感じる部分ということで、そう呼ばれるのですが

歯を作ってくれたのは歯髄です

歯髄によって歯根の厚みは徐々に増していきます

早く歯髄がなくなれば厚みも薄いままになるので

残せるのであれば保存すべきでしょう

ただし、どのような状態でも保存できるというわけではありません

重要なのは診断です

しかし診断は絶対ではなく、

治療後に痛みが出れば歯髄を取る根管治療が必要になります

​その可能性があることをご理解ください

深いむし歯の歯髄保存

歯髄保存が成功した症例を紹介します

封鎖性と親和性がよいMTAセメントを使っていますが

「MTAセメントを使えばOK」なんてことはありません

良い材料であることは確かですが

​正しい診断と確実な処置の方が何倍も重要です

症例画像をクリックすると詳細が示されます

​症例によっては対応困難な場合もあります。また、100%の成功を保証するものでもありません。

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